こんにちは、kazuです!!
皆さんはラーメン好きですか?僕は大好きで出張に行った際は、現地のラーメン屋に必ず寄るようにしています。その土地のそのお店でしか味わえないという醍醐味がありますからね。
先日某県へ出張へ行った際「ラーメン大学」というどこの都道府県にも2~3件はありそうなラーメン屋に行きました。客が僕一人だったせいか、店主がマジでよくしゃべるんですよ。「俺はラーメン大学こってり学部味噌学科だぜ!」と訳の分からないおやじギャグを炸裂させてました。。。ごちそうさまでした(# ゚Д゚)
それはさておき、今回は「リモンタ」社のご紹介をしたいと思います。
最近では有名になってきましたので、ご存知の方も多いかとは思いますが、こちらの会社はあの素材の概念を覆したという凄いヒストリーがあります。
「リモンタ」社とは何の会社?どこの国?
ズバリ言いますと、リモンタ社はナイロンの会社です。正式には繊維会社ですが、ナイロンを一躍有名にした功績があります。
リモンタ社は、イタリアのロンバルディア州レッコレッコ県南西部にあるコスタ・マズナーガで、1893年に創業を開始した歴史ある繊維メーカーです。当時はジャカード織の布やタペストリーなどを生産していましたが、徐々に事業を拡大。衣料品や家具といった、幅広い分野の素材を手がけるようになりました。
イタリアのブランドで使用され一躍有名に
リモンタ社が一躍名を馳せたのは、1970年代後半のことです。バッグで有名なイタリアのPRADAが、同社のナイロン生地「ポコノ」を採用したのがきっかけでした。主にテントやパラシュートといったアウトドアやミリタリー製品に用いられていたポコノは、薄くて軽量、丈夫なうえに防水性も併せ持つという、高い機能性を誇りました。しかも、細い繊維を緻密に織り込んだポコノは、独特の光沢と、シルクのような手ざわりのよさまで兼ね備えていたのです。
以来、同社の高い技術と幅広い製品バリエーションは世界的に知られることとなり、さまざまなブランドが採用。ビジネスバッグを中心に、あらゆる製品へと活用されています。
生地の種類
プラダが使用した「ポコノ」以外にも種類は色々あり、「ナイロン=安物」という概念を覆す様々な用途に使われています。
デービス
リモンタ社の主力商品のひとつ。高密度で水が染み込みにくく、ハリの強さも絶妙なため、バッグに最適です。同社の生地全般に言えることですが、イタリアンレザーにも通じる発色のよさは、さすがの一言。豊富なカラーバリエーションが楽しめます。
ダボック
これも、リモンタ社の主力商品で、デービスをベースに、コットンなどの素材をボンディング(貼り合わせ)加工したもの。デービスのメリットに加え、ボンディングする素材によって異なった風合いが生まれます。
ティワ
リモンタ社の技術が注ぎ込まれたナイロンタフタです。タフタとは、もともと細かなウネのある平織地の薄い絹織物のこと。それをナイロンと微量のポリウレタンによって高密度に織り上げることで再現しています。非常にソフトで、若干の撥水性もあります。
ジョージア
まるで厚手のコットンのような質感を持つジョージア。ナイロンなので、厚みがあっても軽量です。そのうえ、キャンバス地のように織り目が深く、汚れにくいのも特長です。
主な使用ブランド
プラダを始め、様々なブランドがリモンタ社のナイロンを使用しています。
・エルベ・シャプリエ(Herve Chapelier)
・エルメス(HERMES)
・オロビアンコ(Orobianco)
・グッチ(GUCCI)
・ステファノマーノ(STEFANOMANO)
・ダニエル・アンド・ボブ(Daniel & Bob)
・フェリージ(Felisi)
・フランク・ダニエル(FRANK DANIEL)
・ラガシャ(LAGASHA)
・ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
ご覧の通りけっこう高めのブランドさんが使用しております。リサイクルショップやデザイナーズ古着のお店などで安く手に入れるのもお勧めです!
実際の商品例
お馴染み「Felisi(フェリージ)」のショルダーバックです。
フェリージは1973年、イタリア北部に位置する世界遺産の市壁に囲まれたフェラーラという小都市で生まれました。創業者であるアンナリサ・フェローニは、学生を終えた頃に趣味で作り始めた革製品の質の高さやデザインがたちまち評判になり、そこで作られる製品に中世から伝わるフェリージ家の紋章を模したロゴを印し、「フェリージ」と名付けました。
1980年代後半に日本に上陸しますが、高密度ナイロンとレザーのコンビブリーフがその人気を不動のものにしました。細部まで手を抜かないクラフトマンシップに満ちた仕上がりも、こだわりあるビジネスマンから愛される理由です。ビジネスバッグやトートだけでなく、財布などの革小物にも、それらの魅力は継承されています。
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こちらも定番人気の「Orobianco(オロビアンコ)」のショルダーバッグです。街であのイタリア国旗のリボンを付けたバッグ、よく見ますよね~
1996年、イタリア・ミラノ近郊で創設されたバッグ発祥のファクトリーブランドです。
「デザイン性と機能性を兼ね備えたイタリアンファッション」のコンセプトの下、ブランド独自のものづくりを、伝統的な職人技と最新のIT技術の融合により実現してきました。イタリアらしい鮮やかなカラー、自然で抜け感のあるフォルム、それでありながら
実用性の高い製品は、ビジネスからプライベートシーンまで様々なスタイルを引き立ててくれる商品ばかりです。
現在はバッグのみに留まらず、衣食住の各分野へ進出する総合ライフスタイルブランドへと躍進しております。
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こちらは特に女性に人気の「Herve Chapelier(エルベシャプリエ)」のナイロンリュックです。
1976年26歳の若さで自身の名前を冠したブランド「Hervé Chapelier」をパリで立ち上げたのがブランドの始まりです。当時よりオレンジ、イエロー、フューシャピンク、赤、紫などのカラフルなダッフルバッグを発売し、特にグリップに車のシートベルトを使用したバッグは大きな反響を呼び成功を収めました。
以前はアメリカで生産されていましたが、今は一環としてフランス製にこだわっており、美しい色、高品質な素材、そしてシンプルなフォルムが人気を博しています。
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最後に
いかがでしたでしょうか?
リモンタ社のナイロンの魅力が伝わりましたでしょうか?百聞は一見に如かずなので、是非機会がありましたら同社のナイロンを触れてみて、良さを体感してみて下さい。
ちなみに実体験ですが、濡れたティッシュでこするとナイロンの繊維の中まで入り込み、なかなか取れないので注意して下さい。
また、この生地を使用したペンケースの記事もありますので、お時間がある方は是非ご覧ください!
それではまた!!
コメント
[…] 最初はイタリアのメジャーブランド「orobianco(オロビアンコ)」こちらはリモンタ社のナイロンと牛側のコンビのペンケース!オールブラックなので流行に関係なく長く使えますね~ペン10本程なら収納可能なので、見た目以上に収納力があります。ファスナーや内側にもロゴがあり、高級感もプンプン漂っております。プレゼントにも最適❣写真の商品以外にも種類が色々あり、安い物だと3千円台からありますので是非探してみて下さい! […]