こんにちは、kazuです!
先日会社の後輩に、
「この資料A5にしておいて!」とA4の紙を渡しました。
コピーをするだけの簡単な仕事のはずなのに、なかなか僕に渡しにこないんですよ。どうしたのかなぁ~って思って後輩のところに行ったら、難しい顔で
「すみません、英語苦手なのでちょっと時間掛かりますけどいいですか?」って言われました。
これは僕の説明不足ですね、以後気を付けます。。。
今回の記事はレザーブランド「MOTO」についてです。あまりにも芸術的過ぎてレザーだとわからない人もいるくらいです。その魅力をお伝えしましょう!!お時間がある人はイタリアの職人レザーブランド「peroni(ペローニ)」の記事もご覧ください!
「MOTO(モト)」とはどんなブランド?
ちなみに上の写真はレザーです。本池秀夫「革の世界展」の出品作品です。神がかっていますよね( ゚Д゚)
「MOTO」は1971年、本池秀夫が創業したオーダーメイド中心のレザーブランドです。
正式には「LEATHERARTS & CRAFTS MOTO」と呼びます。
同人は旅先のイタリアで古い陶器の人形に出会い、人形師への道を決めます。帰国後、あくまで革という素材にこだわり、師匠も手本もなく、ただ作りたいという情熱とイメージを頼りに道具作りから始めました。そして「革の人形」という新しいジャンルのこの世に出します。
その後息子の本池大介、作人兄弟がイタリア・フィレンチェで学んだ彫金技術を活かし伝統と革新をテーマにプロダクトを発信しています。
芸術品の数々
先程はゴリラさんを紹介しましたが、次はこちら
今度はお馬さんです。革って言われないとわからないですよね?次はこちら!!
このスカルの革ジャン立体的です( ゚Д゚)
こちらは革の人形です。もう革かチョコレートか何がなんだかわかりません。誉め言葉ですけど!
「MOTO(モト)」の魅力
「MOTO」の最大の魅力はエイジングです。HPにはエイジングの数々はもちろん、お手入れ方法等も詳しく掲載されています。
素材の魅力を引き出すモノ作りを心掛けており、出来る限り自然の状態の革を使用しています。手は掛かりますが、だからこそ愛着が生まれ、自分だけの掛け替えのないモノに変化していくのが楽しみと言えるでしょう。
こちらは5~6年経過したヌメ革のオックスフォードシューズです。
「MOTO」はヌメ革に対して下記のように記載しています。
ナチュラルな状態のヌメ革を選んでいます。
だからと言って、何もしてない革という意味ではありません。
表面上は分からなくても、革の繊維構造を理解し、
硬さ柔らかさ、オイルの配合など細かく調整していきます。
素材の適性を見定め、的確に使用する。
元々自然の素材なので、個体差が激しい。
それらをナチュラルに使うということは大変手間と知識のいる作業になります。
ナチュラル風に加工することは簡単です。ただ、それでは使用後の魅力は全く異なります。
http://www.motostyle.jp/index.html より引用
ストイックですね~これがお客さんを引き付ける魅力です!!妥協はありません。
お勧め商品
こちらはバケッタ製法のグイディ社カーフレザーを使用したレースアップシューズです。グッドイヤーウエルト製法で履きこむごとにコルクが沈み、抜群の履き心地とエイジングを楽します。*オーダー後の作成となります。
こちらはカードケースとしても使えるコンパクトウォレットです。
ベジタブルタンニンなめしのイタリアンサドルレザーを使用しております。ミシンで縫製されており、しっかりと深く、ゆっくりと丁寧に、時間をかけて一針一針縫い進めています。
大量生産することなく、手仕事で行うことにより、機能性、強度、仕上げの美しさといったあらゆるディテールへの細心の注意をはらいながら、一点一点、丁寧に仕上げていま永くお使い頂ける商品です。*オーダー後の作成となります。
どこで手に入るの?
基本的にはオーダーメイドです。既製品は直営店で購入できますが、表参道、岡山、鳥取にしか店舗がありませんので、公式HPのオンラインショップがおススメです。
または楽天市場に出店している中古のお店や、ベクトルパーク、コメ兵等のデザイナーズ古着のお店、ブランディア オークションやヤフオク!等のオークションもねらい目です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
50年間におよぶ本池秀夫のレザー作品展示を柱に、レザークラフトのワークショップ開催、新たな皮革芸術の発展など、未来に向けた、様々な発信の場となることを目的とした「 本 池 美 術 館 」も現在建設中です。
この機会にご自身がお持ちのレザーにもう一度向き合い、お手入れをしながら自分色に染めてみてはいかがでしょうか?ではまた!!
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