こんにちは、kazuです!!
先日タンブラーでコーヒーを飲んでいたら友人に

kazu、そのタンブラーどこで買ったの?

Amazonだよ!

アマゾンってことはブラジルだから~飛行機はアメリカorカナダ経由の日本行きで丸1日は掛かるよなぁ!送料はんぱねーな( ゚Д゚)
ってギャグどうかなぁ?
と言われました。。。今度僕も使おうと思いました(笑)
という訳で本日は、聞いたことがあるような無いような「パッカリング」という言葉について書こうと思います。アパレルでは良い意味でも悪い意味でも使われるこの言葉。正しく知ってうんちく話として頭に入れておきましょう~
パッカリングとは?
パッカリング(puckering)とは縫い目の近辺に発生する縫いシワや吊りが規則的に続いたもののことを言います。縫製直後に発生する縫製原因と製品洗い後に発生する収縮原因の2通りが有ります。
悪い意味でのパッカリングとは、縫った時にミシン目にできる縫い縮みやひきつれによる歪みによって発生するものです。つまり縫い糸の張力が強すぎた時、上糸と下糸とテンションが合わない時、薄くデリケートな生地にジーンズ用等の太い針を使用した時、針が貫通するときに生地の織糸が周囲に押し広げられたり、針の上昇・下降時に針とともに生地がたわむ時等、特に織密度が高い生地はなりやすいです。
または生地と糸の素材の違いによって、洗濯後に一方が縮んでしまい、シワになったような感じもそうです!
今回の記事は良い意味でのパッカリング、つまりあえてステッチなどでシワを出し、デザインや味として表現する方法を取り上げて書いていきたいと思います。
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縫製技術によるパッカリング

最近では上記のようなパッカリングのアイテムを出しているブランド多いですよね?この技法の先駆者はコムデギャルソンといわれており、その後様々なブランドが影響を受け、取り入れたといわれております。
縫製技術によるパッカリングのデザイン方法は、ジーンズなどによくみられる巻き縫いと呼ばれる縫製方法を薄地の生地に施した物が多いです。本来薄手の生地には使わない縫製のため、自然なパッカリングのシワが縫い目に出てきます。巻き縫いは後ろを見るとチェーンステッチになっており、ミシンでゆっくり縫製しても良いパッカリング感が出てきませんので、早いスピードでガァーーーーっと縫う技術が求められます。失敗したような雰囲気をあえて技術で演出するって難しいですよね!スタイリングで考え抜かれた無造作ヘアーって感じでしょうか(笑)


収縮技術によるパッカリング
収縮技術によるパッカリングのデザイン方法は綿の糸を使い縫製し、製品洗いをすることによって糸が縮み、縫い目に糸が食い込み絶妙なパッカリング感が出るのが特徴です。さらに強い吊りを出すために糸の縮率と生地の縮率を計算して製品洗いをする等、かなりの技術が要求されるようです。
また、kolorのパッカリングぶさいくパンツは一見側章パンツのように見えますが、裏にサイドテープが施されており、縫製糸と生地の縮率の違いによってパッカリングが生み出されるという大人気のパンツですね~


側章パンツについての関連記事もありますので、お時間がある方は是非ご覧ください!

最後に
いかがでしたでしょうか?今まで気にして見てこなかった部分も、説明を聞くとデザイナーや縫製者のこだわりがぎゅっと詰まっている事が凄く多いんです!特に男性は小さくて細かなディテールの話は好きですからね!詳しく説明書きされた本なども下記で紹介していいますので良かったらご覧ください。それではまた!!




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